小さな機関車だって、大きなことができるんだ

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イベントの企画をするとき

いつも不安になるのが

「本当に人が集まるかなぁ~」でして

会員制とか、割り当て何人の動員、

とかならともかく

自由参加だと、蓋を開けてみるまで

どうなるかわかりません。

ドキドキしながら開始時間を待つのですが・・・

 

事前の反応に手応えを感じていたものの

意外と参加人数が伸びなかった

というお話。

 

当山では毎年、お盆明けの日曜日に

キッズサンガを開催しています。

今年でちょうど10年目を迎えるのですが

まあ特に「10周年!」とかではなく

淡々といつも通りの手順で準備をしていました。

 

いつも10時開始で、

午前中は何かしらの企画で遊んで

流しそうめんと屋台で昼食を済ます

というのが定番です。

今年はそうめんの他に

たこ焼き・かき氷・ポップコーン・ジュース

を予定していたのですが

なんと、本番2日前に

たこ焼きの担当者(プロ)から

「たこ焼きできない」と連絡が!

まさかの、〇っ〇り〇し(本人の名誉のため伏せます)

でダウンしたそうです。

なんでも道具を持ち上げようとして

ぎ○く〇ご〇になったそうで

しばらくはオウチで安静にしていることに。

 

で、代わりのものをどうしようか

急遽検討しました。

最初は、たこ焼きミックス買ってきて

たこ無したこ焼きにしようかとも思ったのですが

仏婦会長の機転により

サンドイッチバイキングになりました。

ウチの会長はとにかくスーパー且つ百戦錬磨なので

こういうときは本当に助かります。

 

お昼の算段もついたところで、当日を迎えました。

朝7時過ぎくらいから境内をウロウロし始める

男性陣がテントをおこし始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみ集合は8時だったはずですが

みんなやたらと早いです。

小学生の遠足じゃないんだから。

屋台の準備が整い始めたころに

女性陣が水屋で食材の準備に取りかかります。

9時半頃には準備も終わり

開始を待つだけになったのですが・・・

 

いつもならすでに

何人かの子どもたちが遊びに来てくれている筈ですが

・・・来ない

・・・15分前になっても来ない

10分前になってようやくひと組目

このころになり、ちょっと焦ってきますが

どれだけ焦ってもこればかりはしょうがない。

開始を10分ほど遅らせてのスタートになりましたが、

合計で14人(我が家1人含むw)の子どもたちが

参加してくれました。

ちょっと寂しいけど、今年のキッズサンガ

スタートです。

 

まずみんなで「らいはいのうた」のおつとめをしたあと

垂れ幕に絵を描きましょう、と白い幕を広げました。

今年の冬に総代の英知を結集して(大げさ)作った

本堂縁側の巻き取り機構を利用して

垂れ幕を垂らそうということで

幕を婦人会で準備してもらいました。

そこにみんなで絵の具やペンで色をつけました。

 

 

 

 

 

子どもも大人も入り乱れて

わいわい言いながらの力作が遂に完成。

さっそく本堂正面に掲げました。

中々の迫力ではないですかな。

 

 

 

 

 

 

はいじゃあ片付けるよー

はいじゃあみんな前に集まれー

 

で、今年のキッズサンガの目玉、

おはなしのハコが始まるよー

 

今回のゲストはC-blendのみなさん

 

 

 

 

 

416

 

 

 

 

 

いつもは桑名近辺を中心に活動しておられますが

特別に、こんな片田舎まで出向いていただきました。

当日は何人でいけるかわかりません、って言ってましたが

大所帯で来ていただきました。

なんと子どもさんも3人連れてきていただき

おかげでこちらも少し格好がついたことで

とてもありがたい。

(まあ、しかしあれだな、上では14人と言ったが

実際は11人だということは、気にしちゃダメだな

気にしない気にしない、ひとやすry)

 

本当は1時間の枠でお願いしてましたが

開始が遅くなった事に気を遣っていただいて

きっちりお昼ジャストに終わってきただきました。

その後、短い法話を挟んで

お昼ゴハン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり食べごとは強いね。

なんだかんだで子どもはもちろん

大人も楽しんでくれてる。

本山の名称が「キッズサンガ」から

「子ども・若者ご縁なんちゃら(なげーよ)」に変わりましたけど

老いも若きも日がな一日

お寺で過ごしていただくのは

本当にステキな光景だと

改めて思ったことです。

お手伝いいただいた皆さん

ありがとうございました。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆

 

さてここからは反省会。

今回、いまいち参加が増えなかったのは

どこに原因があるのか

いろいろ考えていました。

これまで若干の増減があるものの

参加が20人を下回ったことがなく

多いときには40人近い子どもが

境内を走り回っていたのですが

最低記録を更新してしまいました。

毎年来てくれるお母さんと話したら

お友達に声を掛けたけど

みんな大きくなってきて習い事などで忙しく

参加できないと言われたとのこと。

同じ日に地元のホールでイベントがあり

そっちへ流れていったのかと思いましたが

後で聞いたら、そちらでも

阿下喜小学校の子どもは

6人しかいなかったらしい

 

今回、C-blendさんにお願いしたところ

C-blendファンらしきお母さんから

問い合わせがありました。

総代さんのとこにもいくつか

「行ってもいいですか?」と連絡があったらしい。

・・・う~ん・・・謎だ

まあ子どものことですから急遽とりやめ

なんてことはよくあります

ただ、地元の親子行事も前日に終わっていますし

参加が増えなかったのは予想外ですが

結局、広報不足ということなのでしょうか。

 

でも、当山門徒の心意気たるや

こんな事ではへこたれない

来年に向けてすでに広報活動のあり方を

考え始めています。

来年もC-blendさんにお願いする予定ですので

そのあたりも含めて

早めの広報活動をしていこうかな。

 

当山はわずか100軒ちょっとの門徒数

全国平均からすれば小規模寺院なんでしょうが

往生際の悪さ、あきらめの悪さは

日本一を自負しております。

なんとか次世代に向けて

悪あがきを続けてきますよ

 

トンネル~の向こうは~

あおぞ~ら~い~ぃっぱい♪

 

◆◆◆◆◆◆◆◆

 

このお話の出演は

住職Y

婦人会のみなさん

壮年会のみなさん

C-blendのみなさん

そして

仏さまとご縁を結んだ子どもたち

でした。

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